二回行うのが一般的と覚えておくと良い
2017年06月22日
日本では仏教を信仰することが多くなっています。特に信仰がない場合は、御先祖様に倣っていろいろな法事を執り行います。人によって生まれてから亡くなるまで自分が何の宗教か知らない人もいるでしょう。家族などがわからないときは、実家などに確認をしてその宗派で執り行うようにします。
では曹洞宗の場合にはどんな方法で焼香をするのが正しいかです。基本的な部分は他の仏教で行われる方法と同じです。立って行う場合、まずは遺族に礼をします。そして御仏前であいさつをします。そして行うことになります。
この宗派の基本としては二回行うことが一般的になっていることを覚えておきましょう。二回には意味があり、一回目は主香といわれます。故人に対してご冥福を祈る気持ちを込めます。右手にとって額辺りまで持って行きます。
左手を添えるのも良いとされます。二回目は従香になります。主香が消えないようにするために行うものなので、軽く行う程度で構いません。従香は必ずしも必要でないため、人数が多い場合には一回心を込めて行うことで足ります。
最後に数珠をかけて合掌礼拝をします。祭壇に一礼をして、遺族に礼をしてから席をも取るようにします。座った状態で行うときも、基本的には同じ流れで行います。